※「~するな」は危険です
こんにちは!とーりです。
前回まで下半身の
回転運動を紹介しました。
下半身の動作から
上半身の動作に移る前に、
紹介したい事があります。
それは、
あなたが内面から
精密機械のような投手になるために
必要な考え方です。
あなたは、こんな経験無いですか?
点取った次の回の先頭打者カウント2-3
ベンチからは
「四球出すんじゃねーぞ!」
という監督さんの怒鳴り声が聞こえ、
「ボールだったらどうしよう」
「ボールを投げてしまうかもしれない」
と心の隅に思いながら投げた結果、ボール。
四球を出してしまい、
監督さんに怒られる。
投手なら誰もが
1度は経験する場面だと思います。
しかし、
ここで四球を出してしまった原因は
少なくとも監督さんにあります。
では、何が原因なのでしょうか?
・大事な場面であなたを起用した
監督さんの采配ミス
・監督さんの怒鳴り声
・あなたの練習不足
どれも違います。
正解は、
監督さんの言葉にあります。
さて、今回紹介するのは
「言葉遣い!」です。
「え、ここに来て言葉かよ。」
と思うかもしれませんが、
あなたが制球力を磨いていく上で
欠かせない部分です。
気を引き締めて
読んでいきましょう。
人間は、
「~するな!」
と言われると、その
「~してしまう最悪の未来」
を目の前で想像してしまいます。
今回の事例では、
「四球だすんじゃねーぞ!」
という言葉を聞いた直後、あなたは
四球を出してしまう
最悪の未来を想像してしまったのです。
そんな負の感情を持ったままプレーしても
良い結果が生まれるはずがありませんよね。
ですので、
カウント2-3の場面でも
「絶対四球を出さない」
という意識ではなく、
「絶対にストライクに投げ込む」
という言葉を自分に言い聞かせてください
また、今から
普段の生活の中でも
「~するな!」
ではなく
「・・・する!」
と口調を変えてみましょう。
細かいところですが、
メンタルは、
投手にとって
とても大事な要素です。
普段の生活から変化を生んでいって、
1歩ずつエースに近づいていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。